歩み寄り

日本🇯🇵+インドネシア🇮🇩=??

点と点

Assalamalaikum アッサラームアライクム

 

 

早いもので10月ももうすぐ終わり。

私の給料日は25日ではなく、月末と5日なので

お客様の足が増えたり、銀行の長蛇の列をみると早く11月になれ!と思ってしまいます😅

 

月の終わりと言うことで

この1カ月間、私に起きたプラスの変化をシェアしていきます。

 

1カ月で起きた出来事+過去の事を含めて書くので 相当読みづらくなるかと...そこはご了承ください😢

 

 

9月に現実の厳しさにぶちあたり、

10月からお金の使い道を真剣に考え始めたのですが、考えるだけじゃなくて、前に進むために何か行動しなくては!と思った私は、ずっと前から読みたいと思っていた本を中古で購入しました。

 

『フランス人は10着しか服を持たない』という本なのですが、私にも実践できそうな内容が多く、響く言葉も多かった。

 

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そしてこの本を読みながら大学時代の事を鮮明に思い出しました。

 

大学在学中、Habitat for humanityというボランティアサークルに所属していた私は

 

大学1年生の終わりにマレーシア

大学2年生の終わりにインドネシアに行き

自然災害や経済的理由から安心して暮らせる家を持たない家族のために、建築作業を行った経験があります。

 

それぞれの国で

経済的に厳しくても、家族や地域の人との繋がりが強く、必要最低限の生活を送る中でも笑顔がキラキラしている現地の人たちとの関わりを持った私は

 

マレーシアから帰った時もインドネシアから帰った時も

 

「日本って便利だけど、何か大切なものを見失ってしまっているのではないか。現地の人が持っていて、私が持っていないものは何かな。忙しい日々を過ごす中で 本当に大切なものを忘れてしまったのではないか。」とある意味逆カルチャーショックを受けてしまい

 

それから 貧困・幸せとは?・フェアトレード・環境問題など 様々なことに興味を持ち、自分なりに勉強をしてきました。あの頃は凄く楽しかった。同世代の子と 議論をして知識を深めあったり、考えを巡らせた経験はとても貴重です。Alhamdulilah 

 

 

でも、ついこないだまでの自分は 目の前のことで精一杯で、せっかく知ったことや感じた事をすっかり忘れてしまっていたんですね。頭の片隅に追いやったと表現した方が正しいかな?忘れてはいないけど、だいぶ薄れていました。

 

本を読んで”足るを知る”という言葉を久々に聞いた私は反省しました。

 

筆者の凄いところは、パリに留学中 心を動かされる価値観に出会ったにも関わらず、アメリカに帰国して以前と変わりない生活をしてしまっていることにちゃんと気付いて、自分のできる範囲で 生活にそのスタイルを取り入れたこと。

 

パリだから実現出来ていたけど、アメリカでは無理。なんて思わないところが凄い。

 

新しい考え方や価値観を ちゃんと自分のものにできるのは凄いことだ思うし、私はそれが出来ていなかったなと。

確かにマレーシア・インドネシアだから実現できる事もあると思うけど、日本にいても出来ることは沢山あるし。

 

 

さらにこの本を読んで思い出したことがもう1つ。留学から帰ってきて、友達が主催したイスラームの勉強会に参加した時に、あるインドネシア人の奥様が教えてくれたことがあります。

 

「私は本当に必要な物だけを買うようにしているの。何か買う時には必ず本当に必要かどうかを考える。もし、不必要なものに使うお金があるなら、私はそのお金を本当に必要としている人達に使いたい」

 

これを聞いた時は本当に心が動かされたのですが、これもまだ「凄い!」で終わらし、自分事化できていないことに気付きました。

 

 

それから、時間を見つけては自分の部屋にあるものを客観視して、自分の持ち物を見てみると自分のお気に入りの物がほとんどない事に驚愕。こんなに服や物があるのに これだけしかお気に入りがないの?!とショックを受けました。安いからという理由で要らないものを買い続けていたんですねー。

 

バーゲンで物を買えるとすごくストレス解消になるし、大好きだから なかなかやめられなかった。だから 以前書いたおばあちゃんの 気持ちも分からなくないんです。何かを満たす為に物を買ってしまう感覚。

 

でも
断捨離を決行して、本当に必要なものだけを残した部屋はとてもスッキリしたし、不思議と心のモヤモヤも晴れていくのが実感できました。

 

普段から割と断捨離をしていたけど

今回の断捨離は 必要なもの・不必要なもの・リサイクルできるものにちゃんと分類できました。今度お父さんとお休みが被ったら要らなくなったものを売ろうと計画中です。

 

 

無事 断捨離を終えた頃、たまたまFBでシェアされていた ムヒカ大統領 のスピーチを見た私は、またまたマレーシアとインドネシアでの経験を思い出しました。

 

ここでも”足るを知る"という言葉が出てきて「あーやっぱり、足るを知る=幸せを感じることなんだ」と納得。

 

https://youtu.be/gA3-gntIpcU

 

 

 

さらに、たまたまFBで見つけたLagomというスウェーデンの価値観に触れました。

 

https://tabi-labo.com/284212/houzz-lagom

私もこんな生活を送りたい!と素直に思いましたね〜。ピピともちょうどそんな話をしていたし。

 

 

そしてさらに 以前ブログにも書いたピピとピクニックに行った日に

 

ピピが「死んだあと家や車、そしてお金は残らないでしょう?だから自分のことより家族や困っている人の為に何かしたい」と言って

 

ピピの考え方を改めて教えてくれたんです。

普段のピピの行動や言動からピピの考え方は知っていたのですが、改めて言葉にして伝えてもらったので、重みがありましたね。

 

 

ピピの価値観は さきほどシェアしたインドネシア人女性と同じで、お2人とも足るを知り、それをちゃんと毎日の生活に活かしているんです。マレーシアにいる私の大親友も同じ考えを持って生活しているし、3人とも共通した価値観があります。

 


こんな感じで

全てのことが絶妙なタイミングで重なって


“足るを知る”=”幸せを感じる”を改めて学びました。

 


そして さらに!

これまた偶然が重なったのか


テレビが何かで

「経験するだけでは足りない。経験したことに想いを巡らす」という言葉を耳にして


何か強く惹かれる考えに出会ったなら

言い訳せず、できる範囲で自分の生活に 取り入れていきたい!と素直に思いました。

 

ピピとインドネシアに行った時も

日本のように全てが便利な状況じゃなくても、足るを知っている人達を沢山見たんです。そして有難い事にその環境で育ったピピが1番身近にいるじゃないか!これは本当にalhamdulilah な事です。

 

 

10月も半ばに差し掛かり

これまた前から読もうと思っていた『自分を大切にする生き方』という本を中古で買って いままでの全ての事を頭で整理しながら

 

ムヒカ大統領が言っていた通り、

「何かを買う時 お金で買っているのではなく、そのお金を得るために使った時間で買っている」という感覚を持って

 

「本当に必要なものなのか?今買わなきゃダメなのか?」と自分に確かめてから物を買うようになりました。

 

 

 

ここまで長々と学んだことや気づいたこと、そして私の気持ちの変化をシェアしてきましたが、物欲はそう簡単には消えないものでまだまだ訓練中です。

 

 

ついこの間もスーパーでお買い得価格のパンを見つけて

 

ニニ:「ピピ!パンが安いよ!買う??」

ピピ:「もう必要な物は買ったから パンは要らないよ」

 

サラッと言われて、私もまだまだだなー。と反省したばかりです。ピピには頭が上がりません。

 

 

でもこの新しい生活は全然苦ではないですし、むしろちゃんと考えて物を買う過程が楽しい!

 

おかげさまで、身につけると嬉しくなる物が増え、小さな事にも幸せを感じる機会がとても多くなっています。

 

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お気に入りのバッグたち

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断捨離をしてもやはり大好きな緑は手元に残ります。

 

 

 

綺麗事に聞こえる内容になってしまったかもしれないですが、日々私が感じることや日常生活で起きた出来事の点と点が繋がって

 

大切にしたい価値観を頭の片隅に追いやっていた私が、

 

「経験したことに想いを巡らす」という言葉の重みを感じるに至ったわけです。

 

 

一気に変えようとせず

自分のペースで自分が信じるスタイルを貫くことをこれからも続けていきたいと思いながら毎日を過ごしているニニでした。

 

 

それでは

Assalamalaikum