歩み寄り

日本🇯🇵+インドネシア🇮🇩=??

2人の現在

 

 

Assalamalaikumアッサラームアライクム

 

ブログを読んでくださる方に

今後シェアする予定のお話をより理解していただくために

 

今回はピピと私の現在をシェアしたいと思います。長くなると思うので、お時間があるときにでも読んでください♪

 

 

では、まずはピピのお話から。

ピピは昨年 日本の語学学校を卒業し

現在は日本のビジネス専門学校に通い、日本語を勉強をしています。朝からお昼まで学校に通い、夜勤〜早朝のコンビニバイトを毎日している生活です。

 

日本に来てから経験したアルバイトの中で、今のコンビニでのバイトは比較的良いらしいのですが、バイトが朝の6時に終わり、仮眠をとって8時には学校に向かう生活。

 

私には到底できない!身体も壊すしメンタルももたない!!

 

でもこのような深夜のアルバイトで生計を立てているのはピピだけではないようで

 

日本語を勉強するために日本に来日しても
学費を稼ぐために結果的にアルバイト漬け生活になる。睡眠時間も毎日4時間くらいで勉強にもなかなか身が入らず、本末転倒になってしまっている多くの留学生がいるのが現実のようです。

 

*このテーマに興味のある方はぜひこの本を読んでみてください。

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https://news.yahoo.co.jp/feature/1090

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6300484

 

 

深夜のバイトは寝不足が慢性化して身体にも良くないので、ピピも私も深夜以外の選択肢を取りたいのが本望ですが、なかなか現実は厳しくて。

 

ピピは日本での生活費・学費も自分で稼いで払わなければいけないので、外国人留学生に与えられている週28時間以内 という枠を超えないギリギリのラインで働いています。

 

家賃が安いという理由で埼玉に住み、

去年の終わりまでは2部屋を他のインドネシア人と4人でシェアしながら暮らしていましたが、帰国するメンバーがいたり、アパートの契約更新の関係上、今はワンルームを2人でシェアして暮らしています。

 

ワンルームということは プライベートの確保も難しいですよね?誰だって1人になりたい時はあるもので、せめて一人一部屋が理想ですが、贅沢を言っていられないのでそこは我慢。

 

外国人留学生が日本でエージェントを介さずアパートを借りるのは簡単な事ではありません。(これについては別の記事で書く予定です)

 

 

インドネシアにいる家族にも出来る限り仕送りをして、自分が日本にいても 大切な家族に対する愛は常にピピの心にあるのが 言動と行動からひしひしと伝わります。イスラームでは家族、特に母親に対する敬意を重んじるので

 

普通の会話をしていても

家族やお母さんが話題に出てくるのは日常茶飯事です。物理的な距離を超えた絆や愛ってこういう事を言うんだな〜。とピピの話を聞きながらよく思います。

 

買い物も滅多にせず、自炊をして、不必要な出費を抑える能力は私より断然ピピの方が長けているので、私も彼から勉強中です。頭では分かっていても、実際に行動に移すのは難しいですよね...結局「自分が1番大切」ってなりがち。

 

人間として 尊敬しているピピの背景にはイスラーム の教えがありますし、あとは彼自身の生まれ持った性格の良さがあると思います。ピピと話すと 一冊の本を読んでいるかのような感覚に陥るのも、人間としての魅力がピピにあるからです。(出会った当初と 今とではピピに対する思いも大きく変わりました)

 

 

 

一方の私はというと

今年の4月に新卒で入社し、千葉で一人暮らしをしていたのですが、私の周りにいる留学生の友達が、上記にあるような本末転倒になっている状況を目の当たりにして、私の中で何かが動いたのと(うまく言葉にはできませんが、彼らの抱える悩みが他人事と思えなかった)

 

ピピに「なんでこの文法はこうなの?」と聞かれてうまく説明できない自分がいるのに気付いてしまい、母語である日本語をちゃんと理解して、説明出来るようになりたい。という思いが日々強くなるのを抑えながら、毎日仕事に向かう日々でした。

 

社会人としての生活に加え、初めての一人暮らし(マレーシアに留学中はシェアハウスだったので、自分の部屋はあっても、常に誰かがいる環境でした)のストレスもあってか

 

久々に会った母に心配されるほど、その時の私は余裕がなかった。

 

「新卒で入った会社を数ヶ月で辞めるのはどうかな。せめて数年はこの仕事を続けないと会社にも迷惑がかかってしまう」

 

とそんな気持ちが頭をぐるぐるしていましたが、挑戦してみたいことを見つけた私は

 

「早くそのために動き出したい!」

という気持ちが勝ったのと、両親からの後押しもあり、

 

ここには書ききれない様々な葛藤を払拭して

退職する決断をしました。

 

その時も、数ヶ月経った現在も、

この決断が正しかったのか。

そもそも人生に正誤があるのか。

私には分かりませんが、きっと何か理由があって(ピピの言葉を借りるなら 神様が与えてくれた)今の自分がいると思います。なのでその決断を下したことに後悔はしていません。不安に駆られる時は今でもありますが、そんな時はピピと話して、2人の目標を再確認するようにしています。

 

そして、会社を辞めてからはアルバイト生活ですが、私の地元では思ったよりフリーターの需要はないようで、最初の1ヶ月は思うようなアルバイト生活が出来ませんでした。

 

さきほど、会社を辞めたことを後悔はしていないと言いましたが、なんでやめたのかと弱音を吐いたことも多々あります。

 

希望とは違う早朝2hだけのアルバイトをしなければいけなかったり、絶対やらないと避け続けていたコンビニでのアルバイトも掛け持ちをする毎日が数ヶ月続いて

 

それだけで不満とストレスが溜まっていましたが、それに加えて 色々なタイプのお客様に日々感情を掻き乱され...毎日イライラする日々。真面目に働いているだけなのに、私は何か悪いことでもしたのか?👹そんな負の感情に溢れ、

 

さらに自分の収入では

毎月支払うべきもの、返済するもの、学費のための貯金が賄えないと 毎日金銭面での問題が頭から離れず、寝られない日々が続きました。

 

 

今振り返ると

数週間前までの私は

肝心な目標を見失い、さらに人としてまたまだ未熟な部分が前面に出て

 

余裕がなくなり行き場のないネガティブな感情やイライラを 一番身近なピピや家族にぶつけてしまっていました。本当に情けない話ですが。

 

「きっと理解して受け止めてくれる」

そんな甘えに歯止めが効かなくなり、

私よりも断然大変な両親やピピへの思いやりが消えかかっていたにも関わらず

 

変わらず接してくれた家族、そして1番被害を被っていたであろうピピには 感謝してもしきれません。

 

自分が なりたくない嫌な人間になっていっているのに気づけたのも、「ニニちゃん。I just want to see your smile. I really miss you. Please don’t be stress. That’s not good for you. 僕も沢山考えることもあるし、問題もあるけれど、I am trying to be calm down because I belive this situation is only temporary」と言って

 

支え続けてくれたピピがいてくれたからです。

 

これを言われた時はハッとして

「あー、私は自分のことしか見ていなかったな。ピピはもっと大変だし、お互いサポートしていく必要があったのに、私は何もしないどころかむしろピピの優しさに甘えて ワガママモンスターベイビー👶になっていたな。」と恥ずかしくなりました。

 

以前、ピピに 結婚相手はどんな人がいい?と聞いた時、一緒に頑張れる人という答えが返ってきました。

 

あれ?もし私がこのままら変わらずベイビーモンスター👶のままだったら、一緒に頑張れるどころか足を引っ張る存在でしかないな。二人三脚で頑張りたい!と自分の思いを再確認し

 

今は 少しだけスローダウンして

日々忙しい中でも少し余裕を持つように

私なりに工夫しながら毎日を過ごしています。

 

そして、私が悩んでいる時 じっくりと話を聞いてくれた友達にも感謝しています。みんなも毎日忙しい中、親身になって私の話を聞いてくれる人がいてくれるのは、とてもありがたいことです。

 

 

ふー。

サラッと2人の現在を書くつもりが当時の感情などが蘇ってこんなにも長くまとまりのない文章になってしまいました笑

 

ブログを書きながら

いかに私が未熟であるかを痛感しましたが、そんな未熟な部分もさらけ出せるくらい ありのままの 2人をシェアするブログに出来たら良いなと思います。bismillah 

 

 

次回は

私たちの結婚観について

シェアするつもりなので、次の投稿も読んでもらえると嬉しいです。

 

それでは

Assalamalaikum